大島永遠先生インタビュー


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皆様、お待たせ致しました!

現在、コミックハイ!(双葉社)で『女子高生 girls-live』、ビッグガンガン(スクウェア・エニックス)で『ふたごザウルス』、週刊ファミ通(エンターブレイン)で『四姉妹エンカウント』を連載中、超多忙な大島永遠先生にインタビューをする事が出来ました!

某月某日、大泉学園にある喫茶店にて、先生の担当編集者である双葉社さんの中村氏を交え、ご本人、作品、練馬への想い、おすすめスポット、ご家族や交友関係等、お話いただきました。

最後に嬉しい読者プレゼントもありますのでお楽しみに!

 

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大島永遠(おおしま とわ)
生まれも育ちも練馬っ子。1999年、講談社少年マガジン増刊「マガジンFRESH」で『エレクティク・セキュリティー』でデビュー。
代表作に『女子高生』『四姉妹エンカウント』『同棲レシピ』他多数。『女子高生』はアニメ化、ゲーム化されている。父は大島やすいち、母は川島れいこ、妹は三島弥生と、家族全員が漫画家である

公式サイト http://oshimatowa.com/
漫画街インタビュー((C)漫画街 / 銀杏社)

 

デビューから作画環境、先生自身の事

ねりまん(以下青字):まずは、デビューのいきさつを教えてください。緊張しててスイマセン

大島先生(以下黒字): よろしくお願いします(笑)元々漫画家になろうと思っていたわけではなく、音大に行こうとレッスンをしながら、趣味で同人誌をやっていたんですね。16歳の時に、今の一迅社の会長さん(当時はスタジオDNAの社長さん)にスカウトされまして。当時ゲーム系の4コマとかが流行っている時だったんですけど、そのお仕事を頂いて、印象が良かったようでこのお仕事をするようになりました。それと並行しながら音大へ行く為に歌とかのレッスンは続けていたんですけど、段々仕事量が増えてきまして・・・。

ピアノって1日弾かないとすぐ劣化するんですよ。1日弾かないと自分で分かるレベル。2日弾かないと他人にわかるレベルと言われてて。締め切りのペースもわからずに徹夜したりして、練習出来ないまま次のレッスンや発表会に臨む事があって。1回トリを任されたピアノの発表会があったんですけど、それの直前に締め切りがありまして。そこで大失敗をしてしまって・・・。

で、私は「今までずっと頑張ってきても、その場で一回でも失敗したら失敗」というものよりも・・・漫画だったら消しゴムで消せるじゃないですか(笑) 納得いくまで修正もできるし、それで完璧なものを提出できる方が、心理的にとても向いていると思いまして。そして仕事がどんどん入ってきた時期だったので、音大の方はフェイドアウトする形になってしまいました。

漫画家になって、画力向上の為に特別にされた事はありますか?

ハイ。それを今日は持ってまいりました。ゴソゴソ・・・

リアルな絵じゃなくて、ようは目の大きな女の子の絵なんですけど、正面や横顔だけならいいんですけど、漫画って色んな角度から描くじゃないですか。すごいアオリだったり、すごいフカンだったり。人物のデッサンはやった事があったんですけど、目の大きいキャラクターを描くことになって、どうしてもデッサンが狂ってしまってたんですよ。

そこで最近、とてもいいモノを・・・ハイ。持ってまいりまして
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これが、エリコと呼んでるんですけど(笑)

うわっ!(笑)

これはコウダと言って、ここ、生え際のところに点々を打って…生え際が難しいんですよ(笑)。あとマッチョを描く時とかはこういうのだったりを使って、フカンを見ながらやったりしております。
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※写真左から、コウダ、エリコ、マッチョ


頭の中の3D概念を、とにかく絵が平面にならない様に、ちゃんとどの位置からでも立ち位置が描けるように、と使っております。机の上に置いてると、アシスタントさんとかに「怖い」とビビられるんですけど(笑)。

「女子高生」がアニメ化した時に、キャラクターデザインの方のうまさに驚きまして。自分の絵柄のまま、上手に整えられて修正されたかの様で。私もアニメーターさんの様に、色んな角度から絵が描けるようになりたいなと思いまして研究しました。漫画の絵は正面の顔と横顔に矛盾があったりするんですけど、アニメーターさんはそのまま回転させるわけですから・・・スゴイんですよ。

担当 中村氏(以下緑字): だから原作とアニメのキャラクターデザインに違いが出るのは、そういった事情もあるんですよね。

ちなみに体は無いんですか?

ありますよ。でも体の方はそんなに使わないんですよね・・・ゴソゴソ
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これはボークスという会社の人形で、稼動がすごく出来るっていうモノなんですけど、よくある木のデッサン人形、あれはあまり役にたたなくて、どの漫画家さんの家に行っても、「シェー((C)赤塚不二夫)」のポーズをしてますね(笑)。

最近はデジタルで作画している方が増えていると思うのですが、先生はデジタルではどの程度描かれているのですか?

2012年の11月からフルデジタルにしました。液タブをようやく買いまして。
直接ペンタブで画面に線を引く感覚はアナログに近く、描き味に関してはペン先を変えたくらいの変化で、漫画1本制作するころには慣れました。ただ、私は絵を回転させながら描くんですけど、デジタルでの回転のショートカットキーの操作が、最初は慣れなかったですね。

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そして拡大縮小が簡単に出来るので、印刷に出る線の太さがよくわからなくて、最初は直したりしましたね。「女子高生girls-live」3巻の18時限目からがフルデジタルです。アナログと遜色ないようにしてますのでチェックしてみてください。ペンの設定は丸ペンです。

影響を受けたと思う漫画家さんはいらっしゃいますか?

漫画の基礎となる影響を受けたのは、私が小学生の頃、藤子F不二雄先生の全盛期で、「藤子不二雄ランド」がずっと発刊されていたじゃないですか。「エスパー魔美」から「パーマン」から毎日何かしらやってた時期で。それがとにかく大好きで、コミックスも毎日飽きずに読んでました。漫画を分かり易くだったり、キャラクターが極端だったりする基礎は、藤子先生からの影響が凄く強いと思いますね。

先生のマイ・ブームはなんですか?

健康法の研究です!昔から体が弱くて、毎年冬になると大きな風邪やインフルエンザにかかっていたので、冬に休載したりしてたんですよ。食事もマッサージもそうですけど、半身浴とか足湯とか体質改善をするような事をやったり。半身浴が効いているのか、まだこの冬は体調を崩してないですね。ちなみに半身浴中は健康法とかの実用書ばっかり読んでます(笑)。

ゲームとかはされていますか?

あまり遊べてないんですが、今はドラクエ10を。妹がずっと他のネットゲームをやっていて、誘われていたんですけど、ちょっと抵抗があって・・・

ネトゲは嵌ると怖いですね。私は何年も○○というゲームに嵌ってました

ウチの妹もそれでした(笑)サーバーで最初に最強の武器を手に入れたとか・・・

それはハンパじゃないですね(笑)
アニメとかは見てらっしゃいますか?

今は見れてないですね。「ドラえもん」の映画は公開するといつも見てますけど(笑)。
「ドラえもん」、「パーマン」、「エスパー魔美」は今でも大好きです!

読んでいる漫画作品は?

「ワンピース」と「ハンター×ハンター」は新刊が出る度に買ってますね。最近は「暗殺教室」を。話題になってるのも買っちゃいますね。あと「テルマエ・ロマエ」とか。他にも広く浅く読む感じですかね。

漫画家は非常に厳しい職業だと思います。辞めようと思った事はありますか?

カッコつけようか、正直に言おうか迷うんですが・・・
正直に言うとしょっちゅうです(笑)。締め切りが迫る度に「私もうこんな苦しいのダメだから、今回でやめるわ」と、いつも相方(※1)に言ってます。「遺作にするから」って。
で、最後だから描きたいネタあったなって、ストック出すとまぁあるわけです。
それをまとめてると「あ、これおもしろくね?」ってネーム描いて最後まで描いちゃうという、毎回そんな感じで繰り返してますね。

(※1 相方 = 大島 智(おおしま とも)。作品の作画協力。)

でも、私は集中して持続する作業が向いていると思っているので、逆にその場で発表するような、瞬発力を必要とする職業の方が大変だと思います。接客業とか、毎日決まった時間に出勤とかは私には厳しいです(笑)。

ちなみにカッコつけた答えというのは・・・

「そんな事思うわけない!漫画は命ですよ!」です(笑)

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縁の下の力持ち。編集さんとアシスタントさん

編集さんのお仕事も大変だと思いますが・・・

担当:中村氏(以下中村))最近は事情が変わりまして・・・。デジタルになったので原稿を取りに作家さんに張り付く事がなくなったんですよね。「来てもらっても何もないんで」っていう(笑)編集に見張られてないと、という人もいるんですけどね。

大島)私はダメですね。どっちにしろ出ない時は出ない!(笑)

中村)ひょっとしたら週刊連載を描けなくなった人が増えたのは、その辺の事情も関係あるのかなと思ったりしています。

大島)私も月に4本なので、ほぼ週刊連載の感覚なんですが、期間があればその間にもっと作品がおもしろくできるんじゃないかと考えるので、逆に締め切りが無いと1年に1本も描けないんじゃないかと思いますね。ずっと考えちゃって。

中村さんが担当になられて長いんですか?

大島)まだ2、3ヶ月ですね。初代担当の野中さんが11年間ずっと私の担当をやっていて、「まんがかぞく」でKさんという方になったんですけど、3ヶ月くらいで部署の移動をしてしまったんですよ。

野中さんへのインタビュー↓
『コミックハイ!編集長に聞く人気雑誌の裏側』(マンガナビ)

中村)そこで私が是非担当をさせてほしいと直訴しまして。「女子高生」が始まる前の読み切り作品から注目していましたので、10数年前からの望みがやっと叶いました(笑)。

作品を制作するにあたり、現在アシスタントさんは何人いらっしゃるんですか?

背景を描く方がウチの仕事場に通いで、常時2人でヘルプが1人ですね。

背景が終わったら線画までスキャンして、デジタルで仕上げなんですけど、仕上げ班は在宅で、それも・・・常時3人、たまにヘルプでもう1人みたいな。デジタルでのやりとりは全部Skypeを使ってやってます。ヘルプが急に一人必要って時は、ウチの母に電話します(笑)。

なんと、家族間でアシスタントさんのシェアが出来るわけですね!

そうですね(笑)だからみんなの締め切りが被ってしまうと、一時的にものスゴイ人手不足に陥る時もあります。母はJ.A.C(ジャパンアシスタントクラブ)さんやGANMOさんと言った漫画家・アシスタントの仕事募集webサイトや、漫画専門学校の卒業生から新規雇用しています。

今連載している「ふたごザウルス」が、全くの架空都市を設定してしまったので、背景の準備とかにすごく時間が掛かかりますね。アシスタントさんたちと打ち合わせして、「もしもアメリカ西海岸みたいな偽装都市が日本にあったら」という仮定でお願いしますと(笑)。

背景はアシさんがアナログで下書きしたものをプリントアウトして、原稿用紙に貼ります。人物を抜かしてアナログでペン入れして行き、背景が終わったらそれをスキャンして、デジタル班に「この人物と背景を合わせて」という感じでやっております。

中村)漫画家さんは絵を描く他にも、人を使う能力が無いと厳しいですよね。いかに効率よく、そして自分もやらなければいけない・・・。

一同)「ウンウン。」

アシスタントさんとは同じ部屋で描いてるんですか?

いえ、私は緊張するタイプなので別室で描いています。気を使ってしまって・・・
「暑くないですか?」とか「何か飲みますか?」って作業が進まない(笑)

 

作品への想い、構想に関して

ご自身の作品で一番好きな作品、キャラは何ですか?

いつもサイン会の時や読者の方に質問されて、一番困ってしまう質問なんですが(笑)。
しいて言うならば、連載を終了している作品よりも、今連載している作品の3本、それに集中しているので、どれも同じパワーで好きな作品なんですよね。
キャラに対しては、キャラ萌えというのを自分の作品にしないタイプで、このキャラは描いていて楽しい。このキャラは絵的に描きやすい。というように読者さんにはお答えしています。

今後描いてみたい、または構想中のジャンルやネタはありますか?

あります。設定まで作っているのが1本と、キャラを作っている最中のが1本。
ただ連載作品が手一杯なので、形になるのは先になるかと・・・じわじわ作っている間に形にできればと思っていますけど。

発表媒体や掲載誌なんかも考えてらっしゃいますか?

考えてますね。詳しい事は形になったら(笑)ただ、全然違うジャンルとかではないです。

(3本の連載を持っていても、尚尽きぬ創作魂・・・恐ろしい子・・・!)

ご自身の作品に込めた想い、などがありましたらお聞きしたいのですが。

今連載している作品を見て、読んでる方に楽しい気分になってもらいたい。テンションを上げてほしいというのを心がけています。なるべくネガティブな要素は避ける。リアルな女子校では人間関係のいざこざだったり、ドロドロしてたり、楽しい事もあるけど辛い事もあるのが学校生活なんですけど。そういう辛い事とかはなるべく排除して、とにかく楽しい部分を収縮してそれをパッと拡げる形で、どの作品もそういう風にしてますね。「女子高生」がアニメ化した時に、現役の女子高生や中学生から、
”「女子高生」を読んで女子校に行きました”、”受験しました”
というお便りを何件か頂きまして。それが本当に宝物のように嬉しかったですね。

3つの連載の他に同人誌も作ってらっしゃいますが、そのバイタリティーはどこから?
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ドラクエ10の本は、そのゲームが好きというのもありますが、(ゲームの)フレンドに「こんなの描いたから見て~!」っていう気持ちだけで描いたという感じですね(笑)みんなで飲み会で集まって話すようなノリで・・・。

その前の夏のコミケも、「女子高生」の11周年記念本が出したくて、10年ぶりくらいに参加したのですが、元々サービス精神旺盛なので、気合を入れて商業誌も同人誌も遜色無いようにしました!

作品のギャグと、テンションの高さの維持は凄いですよね

あれは友達と喋っている感覚ですね。話していても常にオチを考えてるんですよ。みんなギャグに厳しくて、オチの無い話すると「・・・あれ?オチは?」って、必ず求められますからね!
中学高校と、こんな感じで毎日笑ってました(笑)。共学だと女子は格好つけたりするんですけど、女子校はとにかくおもしろい奴が人気者になるので、そこで争ってる部分はあると思いますね(笑)。

私の学校はとにかく校則が厳しかったので、作品では「こうだったら良かったのにな」っていう部分も多く描いてます。元々髪の色が明るかったり天パだったりすると、学校に「赤毛届け」「クセ毛届け」なんかを出さなければいけなかったり、毎回ピアス検査があったり。
ただ、切り抜ける為に色々やってて、検査する先生はみんなオッサンなんで耳たぶしか見ないんですよ。だから悪い奴はあえて耳の軟骨部分に穴あけたり。それだとスルーされてましたね(笑)。

 

交友関係、練馬のおすすめスポットなど

お友達の、または友達になりたい漫画家さんはいますか?

作品が好きなので、ご本人と・・・というのはあまりないですね。
プライベートな友達は、同人誌をやってた仲間がプロになってたり、同じ雑誌で描いていた人たちですね。中田ゆみさんとか、あずまゆきさんとか。二人とも『コミックハイ!』で描いてらっしゃいました。会ってもあまり漫画の話はしませんけど(笑)。学生時代の友達のような感覚で、日常の他愛のない話しや、近況報告をしてます。

今も女子校時代のお友達とは遊んだりしますか?

してますね。よく大泉で飲みに行ったり

ほほぅ・・・。オススメのお店なんかありますか?

それが最近奇跡的に見つけたんですよ!大泉の線路沿いに昔『桜庭(さくらば)』というお店があって、素晴らしく美味しい割烹料理屋さんだったんですけど、3~4年前に閉店してしまいまして。ええっ!って商店街の人に聞いたら「どこかに移動したよ」というので、ネットで調べたりしたんですが全然見つからない。諦めてたんです。
そしたら近隣に住んでるお友達の、中田ゆみちゃんが最近見つけまして!

駅から東映さんに行く途中にあるお好み焼き屋さんの近くで、地下にある『 さくら 』っていうお店です。そこは本当に美味しい割烹料理屋さんなんで、打ち上げなんかは毎回そこでやってますね。久しぶりだったのに大将が覚えててくれて、そんなに私通ってたんだなぁって(笑)とてもオススメです!
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ではお酒はお好きなんですね?

最近弱くなりましたね。種類にもよるんですけど、日本酒や焼酎はずっといけるんですが、ワインが苦手で・・・ちょっと悪酔いしてしまいます。だからお洒落なバーとかじゃなくて、割烹とか居酒屋に行ってしまうんですよ(笑)

私も日本酒が好きで、この間も大泉学園駅の南口の方にある『 わらべ 』というお店で日本酒の試飲会をやりました

なんか漫画的な店長さんがいるんですよね?(笑)一度行った事があります。
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※ 参考画像:漫画的店長のKさん


また是非(笑)北口の三又酒店さんがチョイスしてくれるおいしいお酒が飲めますよ(宣伝!)。さすが、生まれも育ちも練馬の先生だけあってローカルネタにお強いですが、作品のほうに登場する練馬の名所、人物なんかは?

「女子高生」という作品に関しましては
練馬生まれ、練馬育ちの私の学生時代の行動範囲がモデルになっておりますので、西武池袋線近辺で参考にしている背景が多数登場いたします。地元にお住まいの方はピンと来ることもあるかもしれません。

練馬という地はお好きですか?お出掛けスポットは?

好きですよ!細かく引越しはしてるんですが、常に界隈をウロウロしてます。他の場所に憧れる事もあるんですけど、大概「いいな~」と思って遊びにいったらそれで満足してしまうんです。生まれた時から練馬なので土地勘もあるし、どこに行くにも便利ですしね。

自然も多いですよね。地方出身の友人を呼ぶと、みんな畑の多さとか牧場が普通にあるので驚かれるんですけど。「ウチの田舎の方がまだ都会だ」と言われます(笑)
春先は大泉中央公園や光が丘公園などにお花見に行ったりします。

あとは大泉って関越が近いじゃないですか。車でパッと乗って遠出したりもしちゃいます。
目を休める為に、漫画家になってから逆にアウトドア派になってしまいまして。旅行に行って温泉巡りとか冬スキーしたり、夏に海に行ったりして遊んでますね!

アウトドアもいいですけど、怪我には気をつけてください・・・しょっちゅうお怪我をされてたみたいですし(「まんがかぞく」2巻参照)

骨折はしましたね~10何箇所。小学校の頃ですけど、なんかバカだったんですね(笑)。
高い所に登って、そこから飛び降りるっていうのが好きだったんですけど、限界まで登って、ここからいけるかな・・・?っていうのが。ヒャッと落ちる感覚が好きなんですね(笑)。

 

ご家族のこと

「まんがかぞく」を読んで、ご家族の全員が漫画家、お父様が大島やすいち先生と知った時はビックリしました。私達の世代は小中学生時代に「バツ&テリー」や「おやこ刑事」を読んでいましたので

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(C)大島やすいち / 川島れいこ / 大島永遠 / 三島弥生 / 双葉社

 

中村)僕も初めて知った時はかなり感動しましたね。大好きな作品だったので。

大島)そうだったんですか?(笑)年齢的にもう少し後じゃないです?

中村)そうなんですが、「バツ&テリー」の映画とか見ていたんで。

大島) あ、「ダーティーペア」と一緒にやってた奴ですか?

中村)そうですそうです。あれがすごい好きでした(笑)。

ご実家には帰ったりはしてますか?

両親や祖母の誕生日とか、年に3回くらい家族で食事をしたりしていますね。

家族全員漫画家って他にいないんじゃないです?

全員漫画家というのは私の家族以外お聞きしたことはありませんが、親子の漫画家さんでしたら「ド根性ガエル」の吉沢やすみ先生の娘さん(大月悠祐子先生)が、「ギャラクシーエンジェル」という作品のコミカライズをされていますね。

(ま、まさしくカエルの子はカエル・・・)
※「ド根性ガエル」は石神井公園周辺が舞台。「ど根性ガエル」が区内共通商品券の図柄になったり、界隈の色んなお店にも吉沢先生のサイン色紙が飾られている。

あと母の古い友人、すがやみつるさんの娘さん二人が、私と私の妹と同じ歳で、小さい頃とか遊びに行ったりしてたんですけどね。小学校が違ってからは疎遠になっていたんですが、3年程前に私の同人誌関係の友人の友人という事がわかりまして(笑)。
ドラクエのコンサートに行った時にお会いして、アニメーターになってらっしゃいましたね。

繋がっていますね(笑)すがや先生にもいつかインタビュー出来ないかと思ってます!

いいですね(笑)お近くに住んでらっしゃいますよ。

ご家族のマイ・ブームを教えてください

父が30年程続いてるのがゴルフですね。ホールインワンを出したり、家にトロフィーが飾ってあるので、もしかしたら腕はそこそこなんじゃないかと・・・

最近、藤子不二雄A先生が率いる『イージー会』というゴルフの会があって、ちばてつや先生も参加してるんですが、「いい爺さんの会」と「easy」を掛けてまして(笑)。
そこに秋本治先生と一緒に入ってプレイしてるみたいですね。

母は猫ですかね。去年おととしと連続で子猫を保護して、今実家に2匹の犬と3匹の猫がいるんですけど、動物好きなんで、忙しく甲斐甲斐しく世話をしてますね(笑)。

永遠先生も猫を飼ってらっしゃいますよね?

ええ。ウチも4匹いますね。2匹だったんですけど、子猫を2匹保護してしまいまして。
結構な大通りで雨も降っていて、ネズミみたいのがチョロチョロしてたんですけど、もう轢かれそうな感じに車が通ってて、1匹かと思ったらもう一匹が近寄ってきまして。相方(大島智)がそれを保護したんですけど、私は「近くに親猫がいるんだから返してきなさい」って言ったんですけど、「もういないし見つかんないし・・・」って。せめて雨の間だけ保護しようと思って、3日くらい世話をしてたら私も情が移ってしまって(笑)。

妹がハマッてるのはドラクエ10と子育てですね。私はゲームはクリアしたら終わりっていうタイプなんですけど、彼女は全てのキャラをレベル99まで育てるタイプで(笑)子育てにもその性格が発揮されていて、妊娠中からネットとかで調べまくって、スゴイ知識があるんですよ。歩く育児書のような、攻略本のような(笑)何か聞くとポンと答えが返ってきますね。

 

最後に

非常に厳しい漫画家という職業で、10数年も第一線で活躍されている先生から、漫画家を目指している人たちにメッセージをお願いします。

漫画ってとにかく沢山のキャラクターを産みださないといけないんですよ。一本描いて終わりならいいんですけど、自分の分身以外の、自分の人格以外のキャラも出さなければいけない。たとえば、鳥山明さんの中にはセルみたいな残忍な人格は無かったと思うんです。

その時に生きてくるのが、実生活でどれだけの人と関わりを持ってきたか。人間観察が出来たか。という所だと思いますので、人と深く、広く関わる事が作品に表れるんじゃないかと思います。技術的な事は今はいっぱい指南書が出ていますので。私はこれが最終的に、一番大切な事なんじゃないかと思いますね。

(了)

先生の優しいお人柄、サービス精神の塊の様なトークに、ねりまん一同大感激でした。
今後も更なるご活躍を願って応援していくぞー!!

大島先生、中村様、本当にありがとうございました!
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いつも元気をもらっている花子を描いて頂いたぞ!いつか『ねりまんカフェ(仮称)』が出来た時に、先生方の色紙をズラっと飾るのが夢なのだ(´∀`)

・・・そしてなんと!双葉社さまのご好意で、発売されたばかりの「女子高生 girls-live」の3巻を、先生のサイン入りで読者の方にプレゼント!こちらはカナカナです。
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ねりまん仕様のレア物だぞ!

メールで件名に「大島先生サイン本希望」、本文に住所、氏名、年齢、職業を書いて、ねりまんプロジェクトまで送ってください。

応募〆切り:終了しました。

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